当て逃げはドラレコだけだと捕まらないって本当?泣き寝入りするしかないの?
このように不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
結論から言いますと、当て逃げでもドラレコに十分な証拠があれば、相手を捕まえられます。
実際、私も過去に当て逃げされた経験がありましたが、24時間以内に相手を特定。
警察から「署に来てもらった」との連絡を受け、安心しました。
ただし、捕まえる確率を上げるためには、今から紹介するポイントを押さえておくのが大切です。
この記事では、当て逃げ犯をドラレコで捕まえた経験談を交えながら、見ておきたいポイントを紹介します。
- 機械工学出身、元自動車部品メーカー勤務
- 愛車で関西から北海道まで行くほどのドライブ好き
- 愛車遍歴や様子は別ブログにて公開中!
当て逃げはドラレコだけだと捕まらない?経験談を紹介

当て逃げはドラレコがあっても捕まらないと言われますが、100%そうとは言い切れません。
最初に紹介したように、私は24時間以内に相手を捕まえることができました。
このとき私が当て逃げされたのは、スーパーマーケットの駐車場でした。
買い物から帰ってきたら……行きにはなかった大きなかすり傷が残されていました。

まさか……
一瞬気づかないうちにどこかで擦ったことも疑いましたが、明らかに考えにくい場所に傷がついていました。
……当て逃げされた。
そう考えて警察に通報。
一緒にドラレコの映像を見返しましたが……ドラレコの小さい画面では判定できませんでした。
そのため



正直、捕まえるのは難しいですね
とだけ言われました。
このまま泣き寝入りするしかないのか。
正直納得いかないですし、悔しかったです。
いったん家に帰り、大画面のモニターにドラレコで撮った動画を映し出し、パソコンの音量も最大にしました。
すると……。
「ゴンッッッ」
……これだ!!
その映像をスマホでも録画し、再び警察に電話。



ドラレコのSDカードを持ってきてください
とのことなので、すぐ警察へ向かいました。
一緒にドラレコ映像を確認すると、ぶつかった音と衝撃による振動により「当て逃げ」と判断。
相手のナンバーもしっかりと写っていました。
そして数時間後。
警察から「犯人の特定し、署に来てもらった」という連絡がありました。
当て逃げ犯をドラレコから捕まえるためのポイント


当て逃げ犯はドラレコがあっても捕まらない……。
そう諦めて泣き寝入りしないためにも、今から紹介する4つのポイントを押さえておきましょう。
- ドラレコの電源をオフにする
- 相手のナンバープレートを特定する
- 音や振動を調べる
- 証拠を複数残しておく
ポイント①:ドラレコの電源をオフにする
意外と盲点ですが、ドラレコの電源をオフにしましょう。
というのも、ドラレコは電源がついていたら自動的に録画し、事故の瞬間のデータまで上書きしてしまうかもしれないから。
事故当時の映像が残っていなければ、当て逃げ犯の特定が極めて難しくなってしまいます。
もし、この記事を見ているあなたが当て逃げに遭った直後であれば、ドラレコの電源を今すぐ切りましょう。
ポイント②:相手のナンバープレートを特定する
2つ目は「相手のナンバープレートを特定する」ことです。
昨今、ナンバープレートから個人情報が漏れることはなくなりました。
しかし、事故や事件などで必要なときは別です。
特に当て逃げの場合、犯人を捕まえる重要な証拠となります。
ナンバーがしっかりと写っている映像があれば、しっかりと残して記録しましょう。
ポイント③:音や振動を調べる
3つ目は「音が出ていないかを調べる」ことです。
私のような駐車場での事故の場合、ドラレコのイベント録画で記録されていないことが多いです。
(イベント録画については、別ブログのドライブレコーダー(ドラレコ)のイベント録画とは?メリット・デメリットも解説!の記事にて紹介)
だからこそ、ちょっとした音や振動が、当て逃げ犯を捕まえる重要な決め手となります。
- 「コンッ」というような音がした
- 車体が上下や左右に少し動いた
このような瞬間があれば、しっかり記録を残しましょう。
音や振動の後に相手が動き始めていたら、ほぼ確実にクロと言っていいですね。
ポイント④:証拠を複数残しておく
4つ目は「証拠を複数残しておく」ことです。
ドラレコに入っているデータは、いつなくなってもおかしくありません。
極論を言いますと「証拠が入っているSDが突然壊れる」なんてこともあります。
そのような事態を防ぐためにも、以下のように複数の媒体で証拠を残しておきましょう。
- SDカードからパソコンに元データをコピー
- 外付けハードディスクに動画を保存
- パソコンの画面越しにスマホで動画を撮影
- 証拠が入ったSDは自宅などで保管し、予備のSDで撮影
私もこの機会に予備のSDカードを購入しました。
SDの故障は本当に突然起こるので(一眼レフカメラで経験済み)、いざというときのために持っておいて損はないと思います。
当て逃げ犯をドラレコから捕まえるためには、機種選びが大切


最後になりますが、当て逃げ犯をドラレコから捕まえるためには、機種選びが大切です。
というのも、せっかくドラレコがついていても録画されていなければ本末転倒ですし、画質が荒ければナンバープレートの特定が難しいからです。
お金はかかりますが、いざというときに効果を発揮できるように、以下の機能がある製品を導入しましょう。
- 昼夜問わず画質が良い(最低でも200万画素)
- 広い範囲を録画できる
- 駐車監視機能がある(買い物・通勤に使う人は特に)



価格帯などが気になる方はYahooショッピングなどで調べてみてください!
まとめ:当て逃げはドラレコがあっても捕まらないはダウト


この記事では、ドラレコがあっても捕まらないと言われている当て逃げで、相手を捕まえるためのポイントを紹介しました。
私自身、ドラレコがきっかけで当て逃げ犯を捕まえられたのは、下のポイントを押さえていたおかげだと思っています。
- ドラレコの電源をオフにする
- 相手のナンバープレートを特定する
- 音や振動を調べる
- 証拠を複数残しておく
泣き寝入りする前に、できることから少しずつやっていきましょう!
また、この被害事故で自動車保険を今回初めて利用しました。
使うまでの流れや気づいたことなどを今後当ブログで紹介しますので、気になった方はぜひブックマークしてくださいね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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