- 車両保険を外すタイミングっていつなの?
- 外すときの注意点ってあるの?
このように悩む人もいるのではないでしょうか。
結論から言いますと、車両保険を外すタイミングは「車両の時価が安くなったとき」「車にあまり乗らなくなったとき」の2つです。
一方で、外すときの注意点もあり、しっかり確認しないと外したあとに後悔するかもしれません。
そこでこの記事では、車両保険を外すタイミングと注意点について、車好きの筆者が解説します。
最後まで読むと、今のタイミングで車両保険を外すべきかどうかわかりますよ!
- 機械工学出身、元自動車部品メーカー勤務
- 愛車で関西から北海道まで行くほどのドライブ好き
- 愛車遍歴や様子は別ブログにて公開中!
車両保険を外すタイミングとは?

最初に紹介したように、車両保険を外すタイミングは以下のどちらかです。
- 車両の時価が安くなった
- 車にあまり乗らなくなった
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①:車両の時価が安くなった
1つ目は「車両の時価が安くなった」ときです。
ほとんどの場合、新車から年数が経つほどと車の価値は下がっていきます。
当然、「車の価値が下がったけど補償額はそのまま」というわけではなく、価値が下がったぶん補償額も安くなります。
そのため、もし車両保険の補償金額が50万円以下などになってしまうと、免責金額によってはほとんどもらえないかもしれません。
毎月支払う保険料も少し安くなるとはいえ、補償してもらえなかったら本末転倒ですよね。
年式はもちろん、車種や走行距離によって異なるので「いくらまで補償してもらえるのか」を定期的に見直しましょう!
②:車にあまり乗らなくなった
2つ目は「車にあまり乗らなくなった」ときです。
車両保険なしのデメリットとは?メリットやおすすめの人とあわせて解説の記事で詳しく紹介していますが、車両保険は車によく乗る人ほどメリットを受けやすいです。
自然災害(地震を除く)や盗難以外は、車に乗っていないとそもそも車両保険を使う機会がないですからね。
また、使用頻度が月1回以下の場合は「必要な時だけカーシェアやレンタカーを借りる」といったほうが出費を抑えられるでしょう。
タイミングが来て車両保険を外すときの注意点

とはいえ、タイミングが来たからといっていきなり車両保険を外すと、あとから「失敗した……」と後悔するかもしれません。
以下の2つの注意点を頭に入れて、問題ないと感じたら解約しましょう。
- 修理費を支払えるか
- ローンの返済はないか
注意点①:修理費を支払えるか
まずは「修理費を支払えるか」です。
車両保険を外してしまいますと、万が一の事故や自然災害による修理費は全て自腹です。
また、相手の過失割合が大きい事故でも、自分の比率が1割でもあれば数万円の出費となります。
そういったときに修理費をすぐに出せるほどの貯蓄があるのか、解約する前に確かめましょう。
注意点②:ローンの返済はないか
2つ目は「ローンの返済はないか」です。
車両保険を解約したあとに全損事故を起こしてしまうと、ローンだけが残ってしまいます。
車に乗る予定がないなら問題ないかもしれませんが、通勤や買い物で車を使うとなれば、その車もローンで支払うことになるかもしれません。
そうなると金銭的にかなりの負担になりますので、ローンが完済するまでは車両保険に入っておくのが得策でしょう。
車両保険を外すタイミングか迷ったら、エコノミー型への切り替えもあり!

ここまで読んで車両保険を外すか迷ったら、「エコノミー型への切り替え」も1つの方法です。
エコノミー型だと以下のように一部の補償がなくなりますが、その分保険料は数万円安くなります。
補償内容 | 一般型 | エコノミー型 |
---|---|---|
他車との接触・衝突 | 〇 | 〇※ |
落書き・いたずら | 〇 | 〇 |
車両盗難 | 〇 | 〇 |
台風・竜巻・洪水・高潮 | 〇 | 〇 |
ひょう・あられ | 〇 | 〇 |
火災 | 〇 | 〇 |
当て逃げ | 〇 | × |
転覆・墜落 | 〇 | × |
単独事故 | 〇 | × |
自転車との接触 | 〇 | × |
※相手の車両登録番号などで運転者や所有者が確認できた場合のみ補償
当て逃げや自損事故、自転車との接触で補償がつかないのは痛いですが、全くないよりは安心ですね。
車種によってどこまで安くなるか異なるので、気になった方はぜひ見積もってみましょう。

まとめ:車両保険を外すタイミングは車によりけり

この記事では、車両保険を外すタイミングと、外すときの注意点について解説しました。
車両保険を外すタイミング
- 車両の時価が安くなった
- 車にあまり乗らなくなった
車両保険を外すときの注意点
- 修理費を支払えるか
- ローンの返済はないか
エコノミー型に変更する選択肢もある
車両保険を外すタイミングは、車種や走行距離などの「車の価値」によって大きく変わります。
あなたの車の補償金額を確認し、あまりに安い場合は解約を検討しましょう。
一方で、貯蓄が少なかったり、ローンの返済がなかったりする人は継続して入っておいた方が得策。
少しでも費用を抑えたい場合は、「エコノミー型」の車両保険への切り替えも検討しましょう。
最後になりますが、車両保険を外すか悩んでいるこのタイミングで、自動車保険を見直すのも1つの方法です。
特に、インズウェブのような一括見積もりサービスだと
- 車種
- 保険等級
- 年間走行距離
などを入力するだけで複数社の保険料がすぐにわかって便利です。
この機会にぜひ、使ってみてはいかがでしょうか?
この記事が、あなたにとって少しでもヒントになれば嬉しいです。
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